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お彼岸・お盆とは?時期や意味、過ごし方をわかりやすく解説

春と秋のお彼岸、夏のお盆。どちらもお墓参りをする時期として知られていますが、その意味や由来は異なります。この記事では、お彼岸とお盆それぞれの時期・意味・過ごし方をわかりやすくご紹介します。

お彼岸とは?

お彼岸(おひがん)は、春分の日・秋分の日を中日(ちゅうにち)とし、その前後3日間を合わせた計7日間の期間です。年に2回あり、ご先祖様を供養し、自らの修行を見つめ直す仏教行事です。

  • 春彼岸: 3月の春分の日を中心とした7日間。ぼたもち(牡丹餅)をお供えします。
  • 秋彼岸: 9月の秋分の日を中心とした7日間。おはぎ(お萩)をお供えします。

「ぼたもち」と「おはぎ」は同じものですが、春は牡丹の花に、秋は萩の花にちなんで呼び名が変わります。

お彼岸の由来

「彼岸」とは仏教用語で「悟りの世界(あの世)」を意味し、反対に私たちが生きる世界を「此岸(しがん)」と呼びます。春分・秋分は太陽が真東から昇り真西に沈むため、西方にあるとされる極楽浄土に最も近づける日と考えられました。

お彼岸の風習は日本独自のもので、インドや中国の仏教にはありません。

お盆とは?

お盆(おぼん)は、ご先祖様の霊が家に帰ってくるとされる期間で、迎え火で霊を迎え、送り火で送り出す行事です。正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、仏教の経典に由来します。

  • 新暦のお盆: 7月13日〜16日(東京や一部地域)
  • 月遅れのお盆: 8月13日〜16日(全国的に最も一般的)
  • 旧暦のお盆: 旧暦7月15日前後(沖縄など)

お盆の過ごし方

  • 迎え火(13日): 玄関先で火を焚き、ご先祖様の霊をお迎えします。
  • お墓参り: お盆の期間中にお墓を掃除し、花や線香をお供えします。
  • 精霊棚(しょうりょうだな): 位牌・供物を飾る棚を設け、なすの牛ときゅうりの馬(精霊馬)を供えます。
  • 送り火(16日): 再び火を焚き、ご先祖様の霊をお送りします。京都の「五山送り火」はその代表的な行事です。

お彼岸とお盆の違い

どちらもご先祖様を大切にする行事ですが、お彼岸は「こちらからご先祖様に近づいて供養する」期間であるのに対し、お盆は「ご先祖様がこちらに帰ってくる」期間という違いがあります。お彼岸は仏道修行の意味合いが強く、お盆は霊を迎えもてなす行事といえます。

まとめ

お彼岸とお盆は、どちらも日本の暮らしに深く根づいた大切な行事です。それぞれの意味を知ることで、お墓参りやお供えの時間がより心のこもったものになるのではないでしょうか。