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暦注(選日)とは?天赦日・一粒万倍日などの意味をわかりやすく解説

「天赦日」や「一粒万倍日」という言葉を見たことはありませんか?これらは「暦注」と呼ばれるカレンダーに記載される日の吉凶の情報です。この記事では、代表的な暦注の意味をわかりやすくご紹介します。

暦注とは?

暦注(れきちゅう)は、暦(こよみ)に記載される日ごとの吉凶や運勢の注記の総称です。六曜(大安・仏滅など)も暦注の一種ですが、それ以外にも「選日(せんじつ)」や「暦注下段(れきちゅうげだん)」と呼ばれるさまざまな吉凶の基準があります。

縁起の良い日

  • 天赦日(てんしゃにち/てんしゃび): 暦の上で最も縁起が良いとされる日。「天がすべての罪を赦す」という意味で、何を始めても成功するとされます。年に5〜7回しかない貴重な日です。
  • 一粒万倍日(いちりゅうまんばいび): 「一粒の籾が万倍に実る」という意味で、新しいことを始めるのに最適な日。開業・種まき・投資などに良いとされます。月に4〜6回あります。
  • 天恩日(てんおんにち): 天の恩恵を受けられる日。結婚や引越しなど慶事に向いています。5日間連続で巡ってきます。
  • 母倉日(ぼそうにち): 天が人を慈しむ日。特に結婚に大吉とされています。

注意が必要な日

  • 不成就日(ふじょうじゅび): 何事も成就しないとされる日。新しいことを始めるのは避けた方がよいとされます。約8日に1回巡ってきます。
  • 三隣亡(さんりんぼう): 建築に関する大凶日。この日に建築すると、向こう三軒両隣まで災いが及ぶとされます。上棟式や建築関連の行事を避ける風習があります。
  • 受死日(じゅしにち): 暦注下段の中で最も縁起が悪いとされる日。黒日(くろび)とも呼ばれます。
  • 十死日(じゅうしにち): 受死日に次いで縁起が悪い日。万事に凶とされます。

暦注の上手な活用法

暦注にはさまざまな種類があり、同じ日に吉と凶が重なることも珍しくありません。たとえば「一粒万倍日」と「不成就日」が重なる日もあります。こうした場合、凶の暦注が吉の効果を減じるとされることもあります。

大切なのは、暦注に振り回されすぎないこと。日取りを決める際のひとつの参考として、楽しみながら活用するのがおすすめです。

まとめ

暦注は、日本人が長い歴史の中で大切にしてきた「日選び」の知恵です。天赦日や一粒万倍日のような特別な日を知っておくと、新しいことを始めるきっかけや、日々の暮らしのちょっとした楽しみになるかもしれません。