七草粥・小正月・鏡開き 1月の行事カレンダー
1月は日本の伝統行事が最も集中する月です。正月三が日から始まり、七草粥、鏡開き、小正月と、新年の幕開けにふさわしい行事が続きます。ここでは、1月の主な行事とその由来・過ごし方を日付順にまとめます。
1月1日〜3日: 正月三が日
元日から1月3日までの3日間を正月三が日と呼びます。多くの企業や店舗が休業し、家族で新年を祝う日本最大の年中行事です。
- 初詣: 神社や寺院に参拝し、一年の無事と幸福を祈ります。三が日のうちに参拝するのが一般的です。
- おせち料理: 重箱に詰められた縁起物の料理を食べます。黒豆(まめに働く)、数の子(子孫繁栄)、田作り(豊作)などの意味があります。
- お雑煮: 餅を入れた汁物で、地域によって味付けや具材が大きく異なります。関東は澄まし汁に角餅、関西は白味噌に丸餅が一般的です。
- 初日の出: 元日の日の出を拝む風習で、年神様が降臨するとされます。
1月2日: 書き初め・事始め
1月2日は「事始め」の日とされ、この日に始めたことは上達すると言われています。書き初めはその代表的な風習で、新年の抱負や祝いの言葉を毛筆でしたためます。学校では冬休み明けに書き初め大会が行われることも多いです。
1月7日: 人日の節句・七草粥
五節句の最初にあたる人日(じんじつ)の節句です。この日に七草粥を食べて無病息災を祈る風習があります。
春の七草は以下の7種類です。
- せり(芹)
- なずな(薺)
- ごぎょう(御形)
- はこべら(繁縷)
- ほとけのざ(仏の座)
- すずな(菘 / かぶ)
- すずしろ(蘿蔔 / だいこん)
正月のごちそうで疲れた胃腸を休めるという実用的な意味もあり、現代でも広く親しまれています。
1月11日: 鏡開き
鏡開きは、正月に年神様にお供えした鏡餅を下げて食べる行事です。関東では1月11日に行うのが一般的ですが、関西では1月15日や20日に行う地域もあります。
鏡餅を「割る」ではなく「開く」と表現するのは、「割る」という言葉が縁起が悪いとされるためです。木槌で叩いて割り、お汁粉やお雑煮にして食べます。
1月15日: 小正月
小正月(こしょうがつ)は、元日の「大正月」に対する呼び名です。小豆粥を食べて邪気を払う風習があります。正月に忙しく働いた女性をねぎらう意味から「女正月」とも呼ばれます。
この日にはどんど焼き(左義長)が各地で行われ、正月飾りやお守り、書き初めなどを燃やします。その火にあたると一年間健康でいられるとされています。
正月飾りの片付け
門松やしめ飾りなどの正月飾りは、松の内が明けるまでに片付けます。松の内の期間は地域によって異なり、関東では1月7日まで、関西では1月15日までとするのが一般的です。
まとめ: 1月の行事カレンダー
- 1月1日〜3日: 正月三が日(初詣・おせち・お雑煮)
- 1月2日: 書き初め・事始め
- 1月7日: 人日の節句・七草粥 / 松の内明け(関東)
- 1月11日: 鏡開き(関東)
- 1月15日: 小正月・どんど焼き / 松の内明け(関西)
1月の行事は、新しい年を健やかに迎え、一年の幸福を祈るものが多いのが特徴です。詳しくは年中行事の一覧もご覧ください。
よくある質問
鏡開きはいつ?
一般的に1月11日です。ただし関西では1月15日や20日に行う地域もあります。